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ゆるすぴ

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過去に貯まったエネルギーの影響

感情はエネルギーです。
過去の感情のエネルギーが体に貯まっていて、今を生きる自分に影響している事があります。
たとえば怒りが貯まっていると?
これがいっぱい貯まっていると、どんどん怒りっぽくなったりします。




感情は一時プールする入れ物のようなものがあります。
「堪忍袋」とかいわれたりするそんな感じのものです。
怒りが貯まってどかーんと堰を切って溢れる事を
「堪忍袋の緒が切れる」とかっていいますよね。

怒りを入れるておく容器いっぱいに過去の怒りが入っていると、
後からいくら足してもあふれてしまいますよね。
表面に怒りがどんどん溢れてしまうのです。

軽い怒りは容器の中に貯まってもどんどん蒸発して消えていきます。
ですが強い怒りほどこってりとしていてなかなか消えてなくなってはくれません。
この「こってりした怒り」が容器いっぱいになってしまっていたら・・。
次に容器に入るのが、すぐに蒸発してしまうような怒りだったとしても、
すぐに沸点に達してしまうのです。

瞬間沸騰しちゃう人なんかは、もしかしたら「こってりした怒り」を
いっぱいに貯めちゃっているのかもですね。

でも、考えてみると過去の怒りをずーーーーっと感じつづけながら生きているのって、
なんだか損な気がします。
ちょっとした事で、くわっと目を三角にして、こめかみには青筋が浮いて怒りが大暴走、
相手に怒声を浴びせたり、アイスピックで刺すような嫌味を言ったりしてるのって、
後で思い返すと自分を嫌いになってしまいかねません。
当然、他人様には煙たがられてしまいますよね。

でも、過去の怒りのエネルギーなんかどうしていいか分からない!という方もいるかもですが、
とても簡単に手放す方法があります。

まずは、どの怒りのエネルギーを手放すか決めます。
過去にあった何時のどんなときのものかをピンポイントで。

例えば、「小学校のとき、本当は妹が悪いのに、
お母さんは話も聞かずに私を悪いと決め付けて怒鳴ったり叩いたりした事」

と、このときの怒りを手放すと決めます。
「未だにこの事は許せない!」という状態でも大丈夫。

許さなくてもいいのです。

過去に貯まった怒りだけを、とりあえず手放しましょう^^
自分を楽にするため「だけ」にするのです。
許すかどうかは別の事です。

もし、どうしても無理と思ってしまったら、今するにはターゲットが大きすぎたのかもしれません。
もう少し小さくてお手軽そうなものから始めてみましょう。
準備運動も必要な時があると思います。
少しずつ、だんだん大きなものしてもいいと思います。

次に、声に出していいます。
この時の怒りを手放すぞ!と気持ちをこめて声に出します。
心で思って言ってもいいのですが、声に出し、耳で聞くと効果が大きいです。

自分の体の中にたまっている怒りのエネルギーをイメージします。
どんな量か、色は、形は、どんな質感か。

そして、深呼吸をして怒りを呼吸と共に吐き出すイメージをします。
一度で吐き出しきれないものもあるので、
後何%残っているか意識しながら吐き出すと最後まで全部手放せます。
もしかしたら、いくらやっても1%ずつしか減らないて言う事があるかもしれません。
でも、それは、すごく怒っていたんです。
お疲れ様と自分にいってあげてください。
「すごく大変だったね、つらかったね」と自分を慰めてあげてください。
そして、100%あったら1%ずつでも100日でその怒りとサヨナラできます。

過去の怒りに焼かれつづけるのはとてもしんどい事です。

少しでも手放せて楽になれたらいいですね。


怒りだけじゃなく、悲しみや苦しみも同じにできます。
気が向いたらどうぞお試しください。

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by yurusupi | 2010-01-06 09:03 | エネルギー
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